今週は前線の影響で広い地域で大雨となり、多くの家屋や車が浸水した。こんな事態が最近急増したのは地球温暖化である。海水が蒸発しそれが雨となる。1万年前の地球のCO2量は270ppm、現在は390ppmまで上がっているが、1万年前は強い寒波が来ている。人類は定住を初めた時で、火で寒さをしのいだそうだ。
この起点は産業革命だろう。化石燃料を大量に消費することでCO2が増えていった。産業革命は思想も変えた。資本主義だ。この二つが温暖化を加速させた。したがって温暖化を変えるには、化石燃料の使用削減と資本主義の変革が必要だ。
しかしこの実現は無理だろうと思う。技術的にも哲学的にも無理だ。そうなら我々は自分で自分の身を守るしかない。氷河期は集団を作ることで乗り越えてきたなら、温暖化の時期は集団を 解体し、自給自足生活をしたほうがいい。電気は太陽電池や風力を自分で設置し、硬い岩盤の上に家を作り、食べ物も自分で作る。人との交流や教育はインターネットで行う。くしくもコロナの流行はこれを後押ししている。
バビロニアの『アトラハシス叙事詩』によると1,200年間の繁栄の後、人口増加によって齎された騒音と喧騒のためにエンリル神の睡眠が妨げられるようになった。エンリル神は当面の解決策として、疫病、飢饉、塩害など人類の数を減らすための全ての手段を講じる神々の集会を援助して回った。これらの解決策が採られてから1,200年後、人口は元の状態に戻った。このため神々が洪水を引き起こすという最終的な解決策を取る事を決定した時、この解決策に道義的な問題を感じていたエンキ神は洪水計画のことをアトラハシスに伝え、彼は神託に基づく寸法通りに生き残るための船を建造した。
ノアの箱舟の一説である。神はすでに人類を減らすべく動いているのかもしれない。最近多く起きる天災、人災、疫病などがそれであるなら人類は困難な時期に直面している。生き方を変えなければ人類滅亡に進んでいくのかもしれない。