日本のレベル低下はここにも

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自然科学系の学術論文のうち、注目度が高い上位10%の論文数で、中国が米国を抜き世界1位になったことが10日、文部科学省科学技術・学術政策研究所が公表した報告書「科学技術指標」で明らかになった。日本は10位で、前年から順位を一つ下げた。

 同報告書は、日本と主要国の科学技術活動を、研究開発費や人材、論文、特許出願数などから分析。2005年以降毎年公表されている。

 21年版によると、国・地域別の上位10%論文数(17~19年の平均)で中国は24.8%を占め、22.9%の米国を抜いて1位となった。全論文数では昨年、1位となっていた。

 日本の上位10%論文の順位は、20年前(1997~99年の平均)には米、英、ドイツに続く4位だったが、昨年は9位と低落傾向で、今年はインドに抜かれ10位となった。

 19年の研究開発費総額は、日本は約18兆円で、米国(約68兆円)、中国(約54.5兆円)に次いで世界3位。ただ、米国は前年比8.2%増、中国も同12.8%増と高い伸び率に対し、日本は同0.2%増と微増にとどまっている。

 20年前は4位で、現在は10位。ひどいものですね。これは予算の問題ではないと思う。それは研究のやり方かもしれない。日本の研究は過去の論文を見て行っているのではないだろうか?それにより短期に、リスクなしで論文が書ける。しかしそれでは 上位10%論文 にはなれない。中国は人が多いので、試行錯誤ができる。性格上、実験の間違いも多い。しかし、そこから出てくる結果は独創的なものが多くなる。私の若いころは人の倍くらい実験していた。「結果が予想と違うときは失敗ではなく、なぜ違うのかを考えることに独創的な道は開ける」のである。指示待ち族が多くなった日本に期待はできるのだろうか?

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