シーラカンス

4〜6分

 梅雨入りとはいえ、いい天気である。夕方に雷が鳴って強い雨を降らすことがある。私が子供の時は毎日じとじとと雨が続き、梅雨寒と言って気温が下がっていたものだが、今では熱帯のようになった。

 シーラカンスの寿命は約100年と推定できると、フランスやオーストリアの研究チームが発表した。オスやメスとして成熟していくまでの期間は40~70年で、寿命は約100年と推定した。メスの体内で成長中の「胎仔(たいし)」のうろこの分析からは、稚魚になって体外に出るまでの妊娠期間が少なくとも5年に及ぶことも推定された。チームは「寿命や妊娠期間は魚種の中で最長クラスだ」と指摘している。

 ほとんどの生き物は6500万年前に絶滅した。それはユカタン半島に落ちた隕石により、気温が急激に何年も下がったからだと言われている。すべての食物連鎖が崩れ、小食であった小さな哺乳類は生き延びた。普通なら大型のシーラカンスは絶滅するはずだった。シーラカンスには使われていない肺があるという。大昔は浅い海に住んでいたのだろうが、隕石の衝突時に深い海底にすむようになった。海底には死んだ魚やプランクトンがたまっていたのかもしれない。そして妊娠期間が長いことで、生き延びてきたのではないだろうか?

 この地球というブラックボックスには、生き延びるためのルールはない。そして死のルールも。ほとんどの人はそれを認めずに死んでいく。大絶滅を生き延びた生物は「単に運が良かった」からだ。生物の進化(進化というより変化)には方向性が無い。偶然それが「結果よし」となっただけだ。6500万年前の世界で哺乳類は恐竜の餌だったのだ。食物連鎖の頂点である恐竜が亡び、餌だった小哺乳類が生き残ったのは偶然だったのだ。

 しかしながら最近の研究で進化論は否定されている。実は現在生存している生物の90%は20万年前に生まれたものだという。人もサルから進化したものではなさそうだ。すなわち、この世界のプログラムは、絶滅時に再インストールされて、生き物はそうとっかえされるということだ。今後もそれが繰り返されるかもしれない。きっと神というプログラマーはいまもプログラムの作成中なのだろう。

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