1980年代の日本はアメリカに次ぐ大国だった。製鉄、石油産業、液晶、半導体、それは世界でも最先端を走っていた。今は、製鉄は中国に引き離されている。見る影もない。半導体は台湾と韓国の背中すら見えなくなった。液晶などは地に落ちた。太陽電池は中国の独り勝ちだ。電池も韓国、中国に負けている。この調子だと、日本には何も残らなくなる。
産業を支えるのは研究開発だ。しかし、日本は巨額の研究費を確保するのができなくなっている。日本が息を吹き返すことはできるのだろうか?
例えば、自動車はEVと自動運転が将来を決める。すべての自動車会社の選ばれた技術者が集まり、通産省が規制撤廃を含めて音頭を取るべきだ。製鉄もそうだ、コークスを使わないで安く作れる技術の開発を技術者が集まってすべきである。半導体も微細化技術に注力すべきだ。キクシア一社にして巨額投資をすべきだ。AI,ロボット、デジタル化など主要な産業に対し、もっと政府が指導力を発揮すべきである。
ビジネスは、ヒト、モノ、金というが、最も重要なのがスピードだ。日本にはスピードが足りない。1年でやるために、どのくらいの人、モノ、金が必要かという考え方をしなくてはいけない。そうでないと世界で勝てない。