穏やかな気候

4〜6分

 中国では2月11日が大みそか、12日が春節である。中国の新型コロナも徹底した対策で昨日は25人しか出なかった。浙江省では何日も出ていない。昨日は夜に道が混んでいたと思ったら、警察の検問があった。省外からの車による移動をチェックするためだろう。

 昨日の夜9時から外人が集まって新年会の様子をビデオでとるという。市政府の要望らしいが、まだ春節には早い。約10人くらいのいつものメンバーが集まって酒を飲んだ。帰ってきたのは午前0時を過ぎていた。イスラエルからきている男が酔っぱらって中東情勢について話していたのだが、白酒で酔っぱらっていたようだ。

 私は3月11日の成田行きのチケットを取った。90日のビザでは4週間の隔離では不足だ。そこで1年ビザを取ることにした。一か月はゆうにかかるだろう。しょうがない。その間にワクチンを打つ計画だ。でもワクチンで隔離期間が短くなるわけではないが。

 会社は来年はもうかりそうだ。利益の主力は中国国内向けの合成石英レンズだ。月に2~3トンを販売できそうだ。我々は合成シリカを持っているが、プラズマ溶融と酸水素溶融を持っている。プラズマは純度、低OHと品質は良いが、コストが高い。酸水素はコストが安い。両方とも光学用として十分な特性を持つが、半導体へは酸水素の低OH品をサンプリングしている。すなわち我々は原料ー溶融のみではなく後処理による脱気泡、脱OH技術を持っていることが強みなのだ。そしてトータルでは低コストが最大の売りだ。

 30年以上も前、信越化学で合成シリカを作り、それを使用してルツボ、プラズマ、真空溶融などをやったが実用化できなかった。それが30数年を経て、中国で実現したことは信じられないことだ。石英技術の集大成なのだろうか? いや、まだまだ奥は深い。

 日本のメーカーなどは自分で研究開発をしなくなった。こういう物を持って来いとか、特性は従来品と同じで値段の安いのを持って来いとか言う。自分で使いこなす努力をしなくなった。そういうことが嫌で、ここでは自分で研究して製品化までする。これは異端なのだろうか? 異端けっこう、異端こそが世界を変える力を持っている。そう思いたい。

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