東証1部上場の時計メーカー「シチズン時計」は、連結子会社の「シチズン時計マニュファクチャリング」(埼玉県所沢市)において、希望退職者の募集による550名の人員削減を明らかにしました。
対象となるのは同子会社の社員で、退職日は12月31日の予定です。なお、退職者には転進支援金を支給する方針です。
スマートウォッチの市場拡大に伴い、普及価格帯のアナログクオーツウォッチ向けムーブメントの需要が減少しており、今後の需要回復も見込めないことから、生産規模に見合った人員体制への最適化を目的として今回の削減を決定したようです。
同社では、2013年にも400名規模の人員削減を実施していました。
普通の時計は苦しいですね。やはり高級時計市場を強化すべきでしょうね。野村証券が19年11月15日付で配信したシチズン時計についてのリポートは「『高品質の時計を安価に大量生産』というビジネスモデルが成りたたなくなっている状況下で、抜本的なビジネスモデルの見直しが必要ではないだろうか」と指摘した。そんなことは経営陣は百も承知だろう。株式市場はシチズン時計の「次の一手」を注視している。男はスマートウォッチ、女は貴金属ブレスレッド。時代の流れにあらがうことはできない。