こんな時でもパチンコ屋に行く人々

2〜3分

 新型コロナウイルスの感染防止に伴う休業要請に応じず、福岡県が29日に店名を公表したパチンコ店のうち、福岡市南区の店は30日も通常通り営業し、開店を待つ客が朝から長い列をつくった。

 この店では午前10時の開店1時間前から整理券が配られ、少なくとも約150人が並んだ。マスク姿の店員がアルコールスプレーを客の手に振りかけ、1メートルほどの間隔を空け入店させた。店内でも席を一つずつ空けるようにしているという。

 店名公表により営業していることを知った客も多いとみられ、福岡市のガソリンスタンド店勤務の男性(35)は「友人からこの店が開いていると聞いて、不安もあるが時間があるので来た」。同市の建設業男性(40)は「新型コロナに感染しても自分のせい。一人暮らしだし気にしない。スーパーやコンビニに行くのと同じだ」と話した。一方、通りかかった近くの60代女性は長い列を見て「もう少し危機意識を持ってほしい」と顔をしかめた。

 これが社会というものだ。生きていることに生きがいを感じていない人たちも多い。こういう人たちは、人はいつか死ぬが、新型コロナにかかって死ぬのも同じことだと思っている。危機感を持つ人は、それなりの理由がある。しかしそれを全員が共有することは不可能に近い。それが現実だ。

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