料理の話でもしてみよう

3〜5分

 私は自分で料理をする。私は学生時代化学を専攻していた。化学と料理は密接に関係している。豆腐やこんにゃくには化学が詰まっている。私は豆腐をよく食べるのだが、最近、高野豆腐を作った。冷凍ー解凍法で作るのだが、冷凍するときに細かくしてからすると粉のような状態のものが得られる。完全に乾燥して衣に使うと普通にできる。低糖質の揚げ物になって私にはいいのだ。

 また同様にこんにゃくもやってみる。実は中国のこんにゃくは日本と違い硬くないのである。まあ食べてあまりおいしくない。豆腐にしてもこんにゃくにしても中国から日本に伝わったのだが、日本の方がずっとおいしい。さて、こんにゃくを少し小さな塊にして冷凍する。お湯で解凍してから徐々に乾燥するとしみこんにゃくのゼリー状の小塊が得られる。これを牛乳に入れて飲む。あまりおいしくないのでやはり炒め物で食べる。

 この間、キウイとブドウから作ったワインの蒸留をやった。ブランディを密造するのだが、最初少し高めの温度で蒸留し、徐々に温度を下げる。出てきた透明なブランディを集める。アルコール度数は40-50度くらいだろう。普通のブランディはそれを樽に入れて熟成させる。色が琥珀色に変わって飲みやすくなる。水は正四面体構造のクラスターであるが、アルコールも籠構造のクラスターをとる。これはある条件で粘度の上昇があることからも言えることだ。たまにいい比率のブランディになると、とろっとした感じになる。だから何バッチも蒸留するときに瓶に小分けしておくと、ある瓶はトロっとした感じのものができる。微妙なアルコール比率が関係しているのだろう。高ければいいということではない。

 自然界は不思議に満ちている。その法則に気づかないまま一生を終える人たちがいて、気づく人もいる。この世界は面白いことに満ちている。ちょっと関心や疑問を持つだけで。

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