新型コロナウィルスの報道は政府に対する非難一色である。特にクルーズ船では、死者を二名出したことで対応に非難が集まっている。
亡くなった人は87歳と84歳だという。いつ死んでもおかしくない歳だ。60,70,80代の人が乗客として多いのは、飛行機より安全だと思っているからだろう。私は常日頃、老夫婦がヨーロッパ旅行をしているのを不思議だと思っていた。私は60歳までは世界中で仕事をしていたから、歳を取ったらアメリカやヨーロッパにはいきたくないと思った。疲れるのだ。そういうところは若い時に行くものだ。歳をとれば旅行で倒れることもある。完全に自己責任で行くものだから、自分のことは自分で決めて、誰のせいにもしないものだ。
ところが今回の件に対し、全部政府が悪いという人が多いのにはびっくりする。マスコミもそうだが、乗客の中にもいる。この国は、すべて政府が国民を守ってくれると思っている。それが私には腹立たしい。できるだけ自分でできることは自分でして、最後に自分でできないことを政府に頼むようにできないのだろうか? 働けるのに働かないで生活保護をもらっている人、くだらないことでケチをつけるクレーマー、いろんな人が足を引っ張っている。
人生はいつか死ぬ。80歳まで生きればいつ死んでもいいと思うだろう。病院で意識のないまま生かされている人もいるのをみると、これが日本なのだと思う。歳老いてもまだ死に対する恐怖心があるのはなぜだろう。中国で公開処刑されたのを、人から聞いたことがあった。800億円の横領で死刑にされた人だという。死ぬ直前に暴れることもなかったばかりか、少し笑っていたという。「この世で十分いい思いをした」と思ったのだろう。
そういうのを聞くと、日本人が生に執着心を持つのは、自分の人生に不満があるからなのだろう。親の教えに従い、公務員や会社員になり、退職して何もしないで過ごす。少なくない数の人が自分の人生を悔やむ。そして社会に批判的になる。
議会を見ても、野党が桜の会がどうのこうのと言っているが、来年から辞めてくださいといえばいい話だ。安倍首相も来年からしませんといえば3分で終わる。日本が全部こうだから、一向に良くならない。批判する人が8割で、実行する人が2割の国だ。日本はどうなっていくのだろう。