寧波発成田行きIJ102便はボーイング社737-800の機体である。18:50発なのだが、18:50に機内に乗り込んだ。わずか50人ほどの乗客なので10分ほどで全員が席についた。19:10にターミナルを離れたのだが、自力で滑走路に行こうとしてすぐに停止した。見送りの作業員が期待に駆け寄ってくるのを窓越しに見て私は嫌な予感がした。
そのまま20分ほど待つ。機内アナウンスもない。すると機長より計器の故障だとアナウンスがあって、駐機場に戻るという。私の経験では部品交換がある場合は絶対飛ばない。1時間ほど機内で待つと、エンジンの故障で今日は飛ばないとアナウンスがあった。
9時ころ、地上係員からホテルを取りましたのでバスで移動しますとの指示があった。乗客全員で一台のバスで済んだ。ホテルにつくと二人一部屋だと説明があった。宿泊代は100元だという。私は知らない中国人と同じ部屋になるのは嫌だと言ったら、一人100元で一部屋でいいと言われた。それならそういえばいいのに。
機体を修理後、26日の13:10に飛び立つという連絡があった。大丈夫でしょうか?
私はクレジットカードの海外旅行保険に自動的に加入したことになっている。こういう場合は、すべての経費がクレジットカード会社から支払われるが、今回のように中途半端なケースでは経費といえども100元しかないわけで、請求するような額でもない。思い切って杭州発のANA便で帰ろうとも考えたが、同じ時間に飛ぶので、杭州までの移動を考えると思いきれない。
B737-800に関する事故を調べてみた。
2012年、羽田発松山行き日本航空1471便(ボーイング737-800型、乗員乗客144人)が20日夜にエンジンの不調で羽田空港に引き返すトラブルがあり、国土交通省は23日、エンジン内部に大きな損傷が判明したとして、事故につながる恐れのある重大なトラブルと認定した。運輸安全委員会は、原因を調査するため調査官3人を24日に羽田空港に派遣することを決めた。 国交省によると、同便は20日午後7時36分に羽田空港を離陸。7分後、高度約4050メートルの神奈川県上空で、2基のエンジンのうち左側のエンジンで回転数の低下など異常を示す計器表示があり、左側エンジンを停止し羽田空港に緊急着陸した。けが人はなかった。同社の整備士が23日、エンジン内部を詳しく調べたところ、圧縮機やタービンのブレード(羽根)が100枚以上破損していたことが分かった。
737-800は1000機近くが生産され運航している。この後継機の737-800maxは御覧の通り、事故多発で生産中止となっている。大体、LCCにおいては整備などほとんどしていないのではないだろうか? 息つく暇もなく運行されている。そんな整備でもいいと規則を改正したらしいのだが、これでいいのだろうか?これこそAI診断が必要である。