葛根湯をはじめ、漢方薬の7~8割には生姜が入っている。昔から風邪をひくと生姜湯を飲んでいた。
生姜の効能は、身体を温める、免疫力をあげる、解熱作用、咳を鎮める、痰をとる、発汗作、鎮痛・消炎作用、がん細胞の増殖を抑制、活性酸素の除去、中枢神経系の調整作用、胃腸の消化・吸収能力を高める、胃潰瘍を防ぐ、吐き気を抑える、胃や腸内に溜まったガスの排出を促進、血液の凝固を抑制する、降圧作用、抗コレステロール作用、抗菌・抗ウィルス作用、強心作用、抗酸化作用、抗うつ作用、めまいや耳鳴りを防ぐ、解毒を促して体内を浄化する。ざっと数えても25以上の作用がある。いいことずくめだ。
分子栄養整合医学(分子レベルで生態系を見て、不足した栄養を補い病態を正常に戻す)のIさんから生姜を摂るように言われる。
「生姜はリウマチの痛みにも効果があるという実験結果が出ています。免疫力をあげ、抗酸化作用がありますから、がんをはじめ、あらゆる病にいい食材だと言えます。
生姜を1時間から1時間半ぐらい天日干しすると、ショウガオール(編集部注・生姜の辛み成分)が増えて効果が増します。魚介類や肉類に生姜を使うと、脂質が酸化するのを防ぎ、活性酸素を除去します。すりおろして薬味に使っても、味噌汁や甘酒に入れてもいい。生姜湯や生姜紅茶にすれば簡単です。豚肉の生姜焼きはビタミン類も摂れてお勧めです」
中国ではなんにでも生姜をいれる。火鍋もそうだ。皮をむかないでいれる。皮の近くに良い成分が多いからだ。生姜は強い殺菌作用があるので食中毒の予防にも効果があるから中国では必須の食材だ。そして強い加熱をする中華料理は生姜からショウガオールを生成し、さらに効果がアップする。冬は生姜を入れた料理がいい。